明けましておめでとうございます。

新春1発目のネタは映画です。海難1890観てきました。

 

1890年に串本沖で遭難したトルコの軍艦エルトゥルル号事件と、1985年イランイラク戦争時の

トルコ航空による日本人救出作戦、両国の絆を感じる素晴らしい作品でした。

 

史実ではイランに残った日本人200名以上を、トルコ共和国が救出してくれた、

と簡単に書いてあるが実際スムーズに事が運んだのだろうか?とずっと思っていました。

 

仮に中国で有事があった場合、日本航空が日本人を乗せずに韓国人を救出したというような

もんでしょう?なぜ自国民を救わず外国人を救わねばならないのだと暴動が起きそうですね、

その時の政権は間違いなく吹っ飛ぶでしょう。

 

なのに当時のトルコ首相は迷わず日本人を救出を命令、政治生命が危ういと忠告されてても

(首相は)国民を信じると。実際国民からの苦情はほとんどなかったそうで、むしろ

「日本人を救った政府グッドジョブ」だったそうだ。これはどういう事だ?

トルコ人は超優しいのか?

 

これが、約100年前にエルトゥルル号の乗組員を救ってくれたお返しですと、凄い話なんですね。

我々のご先祖様はなんと素晴らしいのでしょうか、それを覚えてくれていたトルコ人も凄いな。

 

パイロットの危険理由に救出を拒否した日本航空、自衛隊救出派遣が他国侵略に当たると

とんちんかんな当時の政治家。せめて救出後すぐに勲章をトルコ政府に送るべきだったが

送ったのはそれから21年後、2006年小泉政権のときだったそうです。

 

もちろんエルトゥルル号事件の後、オスマントルコは明治政府に勲章を授与したそうです。

日本政府の対応、少し悲しくなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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