子供2人とも独立して夫婦二人なので最近ドライブなどに出かけることが増えてきて、

遠出するんだったら、1泊して温泉でも浸かりたいね、っていう事で串本に行きました。

 

ここは1890年にトルコの軍艦エルトュールル号海難事件があった場所です。

この話と後に続くイランイラク戦争時における日本人救出作戦の話を知った時、

とても感動して絶対に行ってみたい場所でした。以前のブログはこちら

当時の灯台そのものが現存しており、そこの館長さんの話がまた逸話でした。

灯台の周りは50mの断崖絶壁で、大怪我をしたトルコ人8人がよじ登ってきて助けを求めたそうです。

大島の島民の方は食糧や薬や衣料などかき集めて必死に看病し、また生きている人を救出しご遺体は丁寧に埋葬したそうです。

明治天皇はこの事故にたいそう心傷まれ、生存者を本国に送迎する事を決定、その時日本中からお見舞金が集まったと、

この事にオスマントルコ帝国は感激し、両国の友好関係が今に至るとトルコ記念館に書いてありました。

そこから約100年後にトルコ政府はイランに残された日本人救出を命令と、「その時の恩返しです」という話、

私感動しっぱなしで涙出ていました。家内も感動していましたね。

 

我々のご先祖様、大島の方はとても素晴らしい事をされました。

私も日本人として恥ずかしくない生き方をしようと誓った今日この頃です。

素晴らしい感動の旅でした。

 

 

 

 

 

 

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